お魚あるある辞典

西日本魚市TOP > お魚あるある辞典 > 色々な漁法

色々な漁法

長崎県北部で行なわれている主な漁法をイラストでご紹介します。

多くの漁法がありますが、長崎県北部で行なわれている主な漁法「まき網」「定置網」「刺し網」の3つの漁法をご紹介いたします。

まき網漁法定置網漁法刺し網漁法
まき網漁法

まき網は魚のまわりに網を張り、魚群を巻き込む漁法です。

まき網漁法
魚群のまわりに網を入れ、魚群を包囲してから網をしぼり、漁獲します。
主にアジやサバなどの多獲性回遊魚を対象とします。
大中型まき網では、主に5隻(本船1隻、灯船2隻、運搬船2隻)を1船団として操業しています。
定置網漁法

定置網は網を配置し、回遊してくる魚を引き込む漁法です。

定置網漁法
定置網は海中に網を施設して、網に迷い込んだ魚を漁獲します。
回遊する魚の通り道に、岸から沖に向けて垣網という網を張り、魚群を誘導しながら最終的に定置網本体の箱網と呼ばれる網の中に入った魚を獲る漁法。
多種にわたる魚が漁獲されます。
刺し網漁法

刺網は、平面の網を張り、魚がいる場所に仕掛ける漁法です。

刺し網漁法
漁獲対象魚の遊泳する場所を遮断するように平面状の網を仕掛け、網目に刺させたり、絡ませたりして漁獲する方法です。対象魚種は、季節や設置場所により異なります。ヒラメ、イサキ、メダイ、イセエビなど色々な魚種が獲れます。