昭和54年に日本遠洋旋網漁業協同組合が卸売業者として西日本魚市株式会社を設立。県から卸売業者としての許可を得ました。同年10月15日、多くの関係者が一堂に会し、松浦魚市場が誕生し、西日本魚市株式会社の業務が開始されました。役職員全員が魚に関しての全くの素人で、市場運営は無謀と揶揄されたこともありましたが、今日の礎はこの時期に形成されたといっても過言ではありません。
昭和63年には、水揚量が10万トンを突破し、水揚作業の効率化を図るため、平成元年から選別作業員詰所や魚体自動選別機、フィッシュポンプ等の施設の整備が進められました。
昭和54年 6月 西日本魚市株式会社設立
昭和54年 8月 松浦魚市場第1期工事完成(A棟・B棟)
昭和54年 9月 開場許可・卸売業務の許可・買受人公募
昭和54年 10月 松浦魚市場開設
昭和55年 5月 松浦魚市場第2期工事完成(C棟)
昭和57年 3月 当初目標の6万トンを大きく上回る7万2千トンを達成
昭和58年 3月 松浦魚市場第3期工事完成(倉庫及び買受人事務所)
昭和60年 3月 アジの水揚げ日本一を記録(以後昭和63年を除き平成6年まで連続日本一)
昭和61年 水揚げ目標を12万トンとした施設の整備
昭和62年 11月 松浦魚市場第4期工事完成(D棟及び汚水処理施設・卸売人及び買受人事務所)
昭和63年 水揚げ量が10万トンを突破
平成元年 選別作業員詰所や魚体自動選別機・フィッシュポンプ等の施設の整備
平成 2年 3月 サバの水揚げ日本一を記録(その後平成11年から平成16年まで連続日本一)
平成 5年 4月 日本遠洋旋網漁業協同組合加工場完成
平成 8年 水揚げ量過去最高となる15万トンを突破
平成10年 HACCP対応型産地魚市場基本構想(松浦魚市場デザイン)の策定
平成12年 産地電子情報ネットワーク化事業により、全国の産地市場高度情報化のモデルとなる
平成13年 9月 紫外線滅菌海水装置の導入
平成14年 自社ブランド「長崎ふく」の商標登録を行い、とらふぐの取り扱いを本格化
平成15年 3月 日本初となる屋内式立替出荷施設「おさかなドーム」が完成し、全国の産地市場高度衛生化のモデルとなる
平成16年 2月 松浦水産加工団地完成
平成17年 7月 船舶給水管敷設
平成17年 12月 防風フェンスの設置
平成19年 大型浮桟橋完成(2基)
平成21年 松浦魚市場開場・西日本魚市株式会社創業30周年
平成22年 CB(クリーンボックス)試験導入
平成24年 4月 CB(クリーンボックス)全面導入
平成26年 松浦魚市場改修計画開始(市場再整備検討委員会発足)
平成30年 松浦魚市場新事務所棟完成